子育て世代もチャレンジし続ける働き方|株式会社ボルテージ

エミコ
プロデューサー兼マネージャー 二児の母
キヌヨ
チーフアバターディレクター 二児の母

「仕事と育児」の両立をしながらキャリアも積んでいくお二人。実際にはどのようにバランスを取っているのか、ボルテージの働くママ事情を伺いました。

――――企画制作とデザインという別々の職種でキャリアを積んでいらっしゃいますが、業務では関わりがありますか?

エミコ:デザイナーさんとはUI(ユーザーの目に触れる部分、使用する部分 )、アバター作成、イラスト制作の発注時や納品時にコミュニケーションをとることが多いです。新機能を入れる時は会議の段階から一緒に参加していただき、UIの提案をしてもらっています。

キヌヨ:私が所属するアバターチームはデザイン本部の中に所属していて、仕様書を作って制作さんに提案しています。制作側のチームに所属して直接どういう風に作りたいのか話し合いながら作成するデザイナーもいます。

働き方を模索しながら、相談しながら

―――――お二人は働くママでもありますが、仕事と育児の両立はいかがですか?

エミコ:夜泣きがある子供だったので、寝かしつけても数時間で起きてしまい、子供が小さいうちは睡眠時間が取れませんでした。寝不足が続いていてワークライフバランスはガタガタでした(笑)

キヌヨ:私は自分の時間が思い通りに取ることができないのが一番辛かったです。会社では自分のペースで物事が進むのですが、家に帰ると自分の思い通りにはならないし、努力しても解決しないし、それに慣れるまで最初の頃はしんどかったです。
会社でのお昼休みが息抜きになりました。一人目の時はまだそれほどママ社員の方もいなかったので、時短勤務とはいえ一人で先に帰っていいのか、この働き方であっているのかと考えることもありました。二人目の時はママ社員の数も増えて情報共有も頻繁にできるようになったので、より働き方について相談しやすくなりました。

エミコ:私も一人目の時は、ママだから仕事を任せられないと思われたくなくてすごく頑張っちゃいました

キヌヨ:フルタイムで働いていますが、大変さはなかったですか?

エミコ:主人が協力してくれるので大変ではなかったですが、家に帰ると子供たちが寝ている時もあり、ちゃんと子供に向き合えているのか、ママとしてやれているのか、常に不安がつきまとっていました。そんな中、テレワークにはすごく助けられました。
熱を出しても子供は元気な時もありますよね。一人でテレビを見たり遊んだりできるのに、今までは仕事を休まなくてはいけなかったのですが、テレワークになってからは一緒にいながらも会議や業務ができるので仕事の面でも本当に助かりました。
会社の制度では、入学式や入園式にはチャイルドサポート休暇も活躍しましたし、育児休業から復帰したばかりの時はまだ子供が幼くて熱を出しがちだったので子看護休暇も使いました。

―――――――子育て世代にとって周りの環境はいかがですか?

キヌヨ:ママ社員が増えてきて、仕事の悩みだったり子育ての悩みだったり相談しやすいです。時短でマネージャーをしている人もいるので、働き方についてもアドバイスをもらったり、お互いの状況を理解してフォローしあう環境ができています。

エミコ:以前の上司は男性で当時まだ結婚されていなかったのですが、私の状況を理解しようとしてくれていました。子供の熱などで急に休むことがあっても受け入れてくださったり、そういうところを含めて”私”として認めてくださっていて、マイナスに見ないようにしてくれていました。本当に助けられました。
部下の子たちも子供がオンラインでの会議に映ると話しかけてくれます。ファミリーデーなどで子供を会社に連れてくる機会もあったので、理解を得られやすかったのかと思います。

キヌヨ:ファミリーデーは年に1度のイベントですが子供も覚えていてすごく楽しみにしていますよね。夏になると「今年はないの?」って聞いてきて。育休中の時から連れてきているのでわかっているんだと思います。


働くママだからとキャリアを諦めることはない

―――キャリアを重ねていく中で女性ならではの悩みはありますか?

エミコ:マネージャーにならないかというお話をいただいた時に、両立できるのかと一番に考えました。育児休業から明けてすぐだったのもあって、幼子をかかえて大丈夫なのかとも思いましたが、頑張ろうと決めました。最初のうちは時短だったので、周りにもご迷惑をかけたかなと思うのですが、両立に慣れてきたところでフルタイムに切り替えました。

キヌヨ:エミコさんは仕事を任せてくれるところはしっかり任せてくれて、意見が必要な時は言ってくれるのでデザイナーからの信頼も厚いですが、フルタイムでどうやって両立しているんですか?

エミコ自分だけで完結しようと思わず、部下の子たちに仕事をお願いすることも多いです。マネージャーによっては自分の業務と思っているような仕事でもこれは部下でも問題なくできるだろう、というものは部下に任せるようにしています。何かあれば自分が責任を取ればいいのだし。ただ、評価はマネージャーの仕事なので、評価時期の4月は一番大変です。

キヌヨ:デザイナーの場合、マネージャーになると、管理業務が多くなり、実際に手を動かしてグラフィックの制作をするというところからは少し離れてしまうところから、躊躇してしまう場合もあると思います。実際にはマネージャーになっても、アートディレクターという形で関わったり、引き続きデザイン制作を行う場合もあるので、どのようにデザイン業務と関わっていくかは人それぞれ、しっかり自分の仕事の方向性を見極めながら形作っていけるのだと思います。部下としては、色々なスタンスで仕事に取り組んでいるデザイナーの上司がいるということは、自分のキャリアを考える上でも、とてもありがたいことだと思います。

――今後どのようなことに挑戦していきたいですか?

キヌヨ:今後いつのタイミングでフルタイムに戻ろうかと考えています。自分の中でも新しいことに挑戦したいという気持ちを抑えているところもあって、時短勤務からフルタイムに変えるかは1つ大きなターニングポイントだと思っています。
下の子が一年生になれば、保育園の送り迎えの時間もなくなるので、時間に余裕ができそうです。
時短で働いている間は「時間の中で効率よく」という働き方だったので、最優先になる業務が必然的に決まってくることが多いです。
もちろん時短だから時間が捻出できない、フルタイムだから効率的じゃないというわけではないのですが、今よりは仕事に向き合う時間が増えるのでその分アバター表現の拡充というところにもっと力を入れたいと思います。
アバターも少しずつ進化していますが、「もっとおもしろい」「もっとかわいい」ものを各部署と連携しながら作っていきたいと思います。

エミコ:ライフに関しては、子供に今もテレワークで仕事をしている姿を見せているので、”かっこいいお母さんだね”って思われたいし、”お母さんみたいになりたい”と思ってもらえたらうれしいです。尊敬されるお母さんでいたいので。
ワークに関しては、やりたいことがいっぱいあるのですが、現在新しい事業としてシチュエーションドラマCDの企画をしているので、軌道に乗るように頑張っています。マネージャーになっても新しいことにチャレンジし続けていきたいですね。

感動を届けるだけではなく、感動が味わえる

――――――ボルテージを目指す学生の方に向けて、メッセージをお願いします。

キヌヨ:デザイナーといっても、UIやアバターデザイン、モーションやinfoなどデザインに関してあらゆる分野にチャレンジすることができます。まだ学生だと働いた時にその分野の適性があるのか?だったり、本当にやりたい分野についてなど具体的にはそれほど見えてこないことが多いと思うので、いろいろなことにチャレンジしてみたいと思って入社する人に道が開けると思います。

エミコ:よく新卒面接をしていると、「ストーリーが作りたい」「人を感動させたい」「記憶に残るゲームを作りたい」などが志望動機としてあげられるのですが、わりとすぐにそれは叶うのではないかと思います。制作チームに配属されると、最初はコンテンツの世界観把握やキャラクター把握などから始まりますが、キャラクターの文言制作やプロット制作、イベント業務など、SNSや掲示板ですぐにユーザーさんの反応が返ってくるので、「おもしろかった」などのコメントをいただくと、制作した側も感動が味わえます。
ボルテージに入社して8年になりますが、ユーザーさんからの反応を見るのが今でも一番楽しい瞬間です。作る楽しさが味わえるので、マネージャーになってもストーリー制作から離れられずにいます(笑)。
ただ、モノを生み出すことはすごく大変だし、精神的に辛いことも多いです。それを乗り越えて実際に人の手に渡って自分が作ったもので人に感動を与えているんだとわかる時の醍醐味をぜひ味わって欲しいですね。

キヌヨ:デザイン部の中だけではできないこともあって、エンジニアさんに相談して、新しいシステムをつくってもらったり、制作さんと話しながら重要なポイントを見極めて形にするなど、デザイナーだけの会社ではないからこそできる経験もたくさんあるので、楽しいなと思います。自分の作ったモノが形になって世に出るスピードも早い。もちろんそれについてのユーザーさんからの反応も早い。だからまた頑張ろうと思うんです。